生き物モチーフのジュエリー、はじめました。— トンボのブローチができるまで。

私は動物や虫など生き物のモチーフがとても好きです。着物にハマったのも、そういうモチーフを気兼ねなく纏えるからかもしれません。実は以前から、動物や虫など「生き物モチーフ」のジュエリーをつくりたいと思っていました。

SAFONは「Fine Costume Jewelry」をコンセプトに、SILVER925などの貴金属素材を使いながら、デザインの自由さと造形美を大切にしているブランドです。コスチュームジュエリーが持つ表現の豊かさと、ファインジュエリーの素材の誠実さ——その両方を持つジュエリーをつくりたい、という考え方が根本にあります。

遊び心のある生き物モチーフは、そのコンセプトにもぴったりだと感じていました。
植物や幾何学とはまた違う、生命感のある造形。ジュエリーにしたら絶対に面白いと思いながら、なかなか着手できずにいたテーマです。そのファーストピースとして選んだのが、ブローチというカテゴリーでした。

目次

ブローチを選んだ理由

生き物モチーフを取り入れるなら、ブローチが一番自然だと感じました。

ちょこっとえり元や胸元にとまっている感じ——その「ちょこっと感」が、生き物モチーフの魅力を一番引き出せると思ったからです。リングやネックレスではなく、服の上にそっとのっているブローチだからこそ表現できるスタイルがある。

サイズにもこだわりました。大きすぎず、小さすぎず。
このサイズにしたのは、いずれデザインを少しずつ増やして、複数まとめてつけても様になるようにしたかったから。
ブローチが揃ったとき、胸元に2〜3個並べても絵になる——そんな世界観を最初から想定しています。

もちろん1つでも十分に存在感もあり、使いやすい大きさというのは大前提です。

とんぼをモチーフにした理由

とんぼは、ジュエリーのモチーフとして昔からよく使われている形です。

ヨーロッパのヴィンテージジュエリーでも定番ですし、
日本でも縁起の良い虫として着物や装身具のモチーフとしても好まれてきました。ありきたりと思われるモチーフかもしれません。でも、だからこそ SAFONらしく作りたいと思いました。

とんぼの魅力は、その造形の完成度です。

・大きく広がる翅
・細長い胴体
・左右対称のシルエット

ジュエリーとして成立するための要素が、すでに揃っている形なんです。
「デザインを足す」というよりどう表現するかそこに面白さがあるモチーフだと思いました。

デザインのこだわり

Fine Costume Jewelryというコンセプトのもと、SAFONのジュエリーはデザインの造形美と素材の質、その両方にはこだわりたいと思っており、ブローチも例外ではありません。

特に意識したのは、胴体・目・尾のバランスです。
胴体は程よいボリューム感で、存在感がありながら服を選ばない大きさに。
目の丸みと位置は何度も調整しました。尾のさきっぽには、サファイヤやツァボライトなど綺麗な宝石を使い、ジュエリーらしさを出しています。

そして、ちょっとだけ曲げた尾——これが個人的にとても気に入っているところです。
真っすぐにするよりも、少し動きがあることで、本当にとまっているような自然な佇まいが生まれました。

仕上げも妥協していません。表面はもちろん、裏側までぷっくりと鏡面仕上げ。
手に取ったときの質感にも、ジュエリーとしての誠実さを込めています。
コーティングはK18ゴールドメッキとロジウムメッキのW使い。長く愛用していただけることは間違いありません。

石の組み合わせは赤とんぼと青トンボをイメージして、カーネリアン × オレンジサファイアとグリーンオニキス × ツァボライト。
華美になりすぎず、しかし確かな存在感のある色みを意識しています。

こんなふうにつけてほしい….おすすめの使いかた

シャツやコートやジャケットのえり、Tシャツの襟元、タートルネックのトップス部分——ここにつけると、本当に様になります。
ちょこっととまっている感じが、どんな服にも自然に馴染む。
主張しすぎず、でも「あ、素敵」と気づかれる。そういう存在感です。

ちなみに、虫シリーズの次作は蝶を予定しています。
デザインはこだわりすぎてなかなか進まないのですが(笑)、少しずつ揃えていく予定です。
とんぼと蝶や植物など頑張って制作していきますので、その時はぜひ重ねづけも試してみてくださいね。

→ 商品詳細・ご購入はこちら:
Dragonfly Brooch — Carnelian × Orange Sapphire
Dragonfly Brooch — Green onyx × tsavorite

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