週末は、東京国立博物館へ「結 MUSUBI」展を見に行ってきました。
実は、今年はカルティエが日本に最初のブティックを開いてから50年になるそうで、本展示はメゾンと日本を結ぶストーリーを紹介するのがテーマとなっています。
日本文化に影響をうけたカルティエの作品たち
会場は、東京国立博物の表慶館。
中央と左右に美しいドーム屋根が特徴の、重要文化財にも指定されている美しい建物です。こんな素敵な場所でジュエリーを見ることができるなんて、テンションも上がります!
今回の展示で私が一番楽しみにしていたのは、カルティエと日本のつながり。
特に、日本の文化にインスピレーションを受けて生まれたカルティエの作品たちを見るのを楽しみにしていました。
例えば、日本でよく使われている帯の結びのスケッチや、それをベースにデザインされたイヤリングなど。
結び目をモチーフに作られたモダンでルビーがあしらわれたイヤリング(ピアスかな?)は、とても洗練されていて、カルティエが解釈するとこんなに洗練されたジュエリーになるのだなと感動しました!
私も初心者ながらお着物を着るので、実は同じように帯締めの結びなどモチーフにしたらいいのではないか、などと思ったことがあったのですが、こんなに素敵なジュエリーは思いつきませんでした。。。。
他に、日本の伝統的な紋様である青海波をモチーフにしたブローチなどもあり、日本の伝統的なモチーフがカルティエのようなビッグメゾンに影響をもたらしているのを目の当たりにして、日本人としてちょっと誇らしい気持ちになりました。
今回の展示は、過去のカルティエ展で公開された貴重なピースや日本にブティックを開いた当時の資料など、とにかく見どころがたくさん。
繊細な技術で作られた洗練されたジュエリーを沢山見ることができて、とっても楽しかったです!
本日のジュエリー
さて、最後に本日つけていたジュエリーをご紹介。
いつもはシルバー多めですが、豪華なジュエリーを見に行くということで、本日はルビーのリングとプラチナ&K18YGの地金リングを選びました。
特にルビーのリングは、父から二十歳のお祝いでもらったプラチナのルビーペンダントをリメイクしたお気に入り。
リメイクとはいえ、クラシックな雰囲気は残したかったので、「おばあちゃんからもらったリング」をテーマに、プラチナとK18を使ったヴィンテージぽさの残るリングをデザインしました。ルビーが立派だったので、横から見てもルースが全部見えるような留め方をしています。
お気に入りのピアスは、K18地金をたっぷり使ったつぶつぶデザインのフープピアス。
飽きずに長く使えるデザインで、かつシンプルすぎないものが欲しくて作りました。年齢関係なくお手入れしながら長く愛用したかったので、素材はK18を使っています。
商品としても展開しようと思っているのですが、気がついたら金の値段がだいぶ上がってしまいました…。
最近は金の高騰を受けて、海外でもK9やK14素材のジュエリーが増えているらしいので、K10で展開しようかなと思っています。