シルバージュエリーが好きだけど、「お手入れが大変そう」「変色が気になる…」と感じたことはありませんか?
過去の記事でシルバー925のお手入れ方法についてご説明していますが、忙しい生活の中、お手入れそのものが面倒だったりしますよね。
実は、そんな悩みを軽くしてくれるのが「ロジウムコーティング」です。
SAFONでは、シルバー925無垢の美しさを活かす一方で、お客様のライフスタイルに合わせてロジウム加工も選べるようにしています。
このコーティングを施すことで、ジュエリーの変色を防ぎ、新品のような光沢を長く保つことができます。
この記事では、ロジウムコーティングとは何か? どんなメリット・デメリットがあるのか? そして、あなたに合った選び方についてご紹介します。
ロジウムコーティングとは?
ロジウムコーティングは、シルバーなどの貴金属表面に施される特殊な加工技術です。
プラチナと同じ白金族に属するロジウムは、優れた耐酸化性と美しい輝きを持ち、高級時計やブライダルジュエリーなど、装飾や時計など貴金属の業界で広く使われている仕上げ方法です。
このコーティングを施すことで、ジュエリーの変色を防ぎ、新品のような光沢を長く保つことができます。
ロジウムコーティングのメリット・デメリット
ロジウムメッキは、その優れた特性から、工業製品やジュエリーに至るまで幅広く利用されていますが、あえてロジウム加工をしない製品もあるように、デメリット(と言っていいのかわかりませんが…)もあります。
ロジウムのメリットとデメリットを説明します。
【メリット】
・シルバー特有の黒ずみ(硫化)を防止できる
・日常のお手入れが簡単になる
・プラチナのような高級感のある光沢が出る
【デメリット】
・表面加工なので、強くこすると摩耗する可能性がある
・シルバーならではの“経年変化”を楽しみたい人にはやや不向き
ちなみに、ロジウムをかけたシルバーは「鏡のようなクールな輝き」が特徴で、プラチナに近い印象を持ちます。そのため、銀本来の白い輝きとは別の色味となります。
色味の違いは下記の通りです:
・無垢のシルバー:やや柔らかい白さ、ナチュラルな風合い
・ロジウムコーティング済みのシルバー:プラチナに近いグレーががったキリッとした鏡面仕上げ
・プラチナ:ややグレーがかった落ち着いた白

シルバージュエリーとの関係:なぜロジウムをかけるのか?
ブランドによっては、すべてのシルバー製品にロジウムコーティングを施しているところもあれば、逆にシルバーの白い輝きや経年の味わいを大切にし、あえてコーティングを行わないスタイルのところもあります。
SAFONでは、白い輝きや経年による風合いを楽しめるよう、基本的には「無垢仕上げ」で提供しています。
ただし、デザイン上「磨きにくい」「ジュエリー感が強く、エイジングが似合わない」アイテムに関しては、最初からロジウムを施しています。
これは単なる加工ではなく、ジュエリーデザインとしての“完成度”に向き合った選択です。


お手入れをもっと楽にしたい人へ:ロジウム加工オプション
SAFONでは、ロジウムやK18コーティングをしていないジュエリーには、研磨剤が入ったお手入れ用のクロスをお付けしています。
しかし、「忙しくて磨く時間がない」「指輪の内側などが黒ずむのが気になる」といったお声もあり、
そういった方には、ロジウムコーティングをオプションで追加いただけるようにしています。
商品ページのオプション選択より追加可能です。※デザインの特性上、加工ができないアイテムも
(ご注文時での加工の選択は、ご購入後の修理やメンテナンスでの再コーティングより少しお得なお値段です。)
実際、私自身も日常使いする「Classic Knot Ring 」などにはロジウム加工を施して日常使いしています。
ジュエリーは保管やお手入れ次第で、本当に長く使用できるアイテムです。
ひとつひとつ手で仕上げたジュエリーなので、ご購入後も長く愛用して頂きたい。。。
お手入れも、お客様のライフスタイルや好みに合わせて選べるようにできればと思っています。
まとめ:シルバー925とロジウム、ご自身に合った選択を
ロジウムコーティングを施すべきかどうか、絶対的な正解はありません。
✔️シルバーの味わい深い経年変化を楽しみたい方、シルバーの色味が好きな方 → 無垢仕上げがおすすめ
✔️お手入れを簡単にして、変色を気にせず使いたい方 → ロジウム加工がおすすめ
「どちらが正解」ではなく「どちらがあなたの生活や好みに合っているか」が選ぶポイントです。
SAFONでは、お客様一人ひとりの個性やライフスタイルに寄り添うジュエリーをご提案できるようオプションでロジウム加工をとりれています。
ぜひ店頭やオンラインショップで、あなたにぴったりの一品を見つけてください。